「必殺仕事人」連ドラで17年ぶり復活
少年隊の東山紀之(41)主演の「必殺仕事人」が連続ドラマになって帰ってくる。テレビ朝日系「必殺仕事人2009」で09年1月にスタート(金曜後9・00)。07年7月のスペシャル版で関東地区20・9%、関西地区24・0%(ビデオリサーチ調べ)と高視聴率を記録しており、シリーズ30周年にあたる09年に連ドラとしては17年ぶりに復活することになった。07年版同様、TOKIOの松岡昌宏(31)、関ジャニ∞の大倉忠義(23)の仕事人のほか、藤田まこと(75)も過去のシリーズでおなじみの中村主水役で登場。東山は「中村主水とともに世の中にはびこる理不尽な悪を一掃していきます」と意気込んでいる。
〔2008年09月29日 スポニチ〕
人気時代劇「必殺仕事人」が、少年隊・東山紀之(41)の主演で17年ぶりに連続ドラマ化されることが28日、分かった。タイトルは「必殺仕事人2009」。テレビ朝日系金曜午後9時の放送で来年1月スタートする。食道がんで療養中の「必殺」の“顔”藤田まこと(75)も「中村主水」として出演、東山演じる南町奉行所同心・渡辺小五郎らと悪を斬る。
昨年7月のスペシャルドラマ「必殺仕事人2007」で、藤田が東山に託した「必殺」の主役継承。それが本格化する。「中村主水と世にはびこる理不尽な悪を一掃していきます。期待してください」と闘志を燃やす東山。スペシャルでともに新仕事人となったTOKIO松岡昌宏(31)、関ジャニ∞大倉忠義(23)の出演も決まった。
連ドラ復活は、関東・関西でともに20%超を記録したスペシャルの高視聴率、放送後の大きな反響が後押しした。「必殺仕事人」は必殺第15弾として1979年に登場、来年で30年を迎える節目でもあり復活となった。
絵師でもある経師屋の涼次役の松岡は「先輩方からいろいろと勉強させていただきます」、からくり屋の源太役の大倉も「命をかけます」と気合十分。4月にがんを公表し、療養中の藤田は「元気な主水の姿をお届けできますよう、日々英気を養っております」と自身の復活を誓う。
渡辺小五郎と中村主水は同じ婿養子ながら、いびられる主水に対し、過保護に扱われる小五郎。鮮やかな“仕事”ぶりはもちろん、対照的なムコ殿の姿も見どころだ。
また忍者役で水川あさみ(25)、情報屋役で和久井映見(37)が出演。主水の嫁姑は、おなじみ白木万理(71)と菅井きん(82)。小五郎の嫁姑は中越典子(28)と野際陽子(72)が務める。
◆必殺シリーズ 金をもらい、依頼人の恨みを晴らすプロの殺し屋の活躍を描く痛快時代劇。1972年「必殺仕掛人」でスタート。92年まで30シリーズが制作され、平均15.6%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)の高視聴率を記録した。中でも藤田演じる中村主人は、昼あんどんが裏に回ればすご腕というギャップが人気で、15シリーズに登場した。
留言列表